滋賀県主催の合同企業説明会「しがジョブフェスティバル」が3月24日、滋賀県立文化産業交流会館(米原市下多良2)で開催された。
同イベントは別日程で京都、草津でも開催され、県内の企業150社が参加した。対象者は学生、50代前半までの求職者、留学生。
企業担当者、参加者共に「スーツNG」とし、話のきっかけになるように「最近の私を表す3つのキーワード」として趣味や好きなものを記載したネームカードを首から掛ける工夫も。あえて企業名を伏せた「お楽しみブース」を作るなど、先入観や緊張をできるだけ排除して、互いの魅力を発揮できるような仕掛けにした。
「今回のイベントは、スーツNGやお楽しみブースが最大の特徴。会場には旗やバルーンを設置して、色使いなども就活っぽくないように『音楽フェス』のような雰囲気にした。就活生が気軽に参加でき企業側との理解を深められるようにという思いを込めた」と運営する「いろあわせ」の馬場奏さんは語る。
入り口での検温、アクリルパネルや消毒液の設置、ブース間を1メートル空けるなどのコロナウイルス感染対策も施す。コロナ禍で足を運べない人や遠方者を対象に企業説明会をオンラインで配信する試みも実施した。