デザインセンター「長浜カイコー」(長浜市北船町)で11月27日、「スーパー中学生・高校生プロジェクト スマホアプリ製作体験会」が開催される。
主催は長浜市、一般社団法人「みらいの学び研究所」(長浜市港町)が実施する。「長浜の地域フィールドとプログラミングなどのICTを活用し、主体性・協働性・探求性・創造性を持った長浜の未来を担う人材を育てよう」との思いから市内の若手企業家有志5人が2020年7月に設立し、年1回のペースでイベントを開いている。昨年は長浜市在住の小学生を対象にゲームプログラム開発の体験会を実施した。
「世界で一つだけのマイアプリを作ろう」というキャッチコピーを掲げ、スマホのアプリ開発体験を行う。プログラム内容は、長浜出身・リュウズの福田裕一社長が「世界で活躍するIT社長が未来社会を語る」をテーマに講演を行った後、同社の嶋野友也さんが講師を務め、立命館大学の学生がサポート役として参加してアプリ開発を体験する。
「みらいの学び研究所」の池田洵一さんは「長浜出身で、シリコンバレーで活躍するエンジニアの話を聞いて夢を膨らましてもらえれば。世界で活躍することが遠いことじゃないと、みんなに感じてほしい。プログラミングはできるようになった方がいいが、エンジニアを育てることが目的ではない。誰かの困り事を解決してくれるのがアプリケーションなので、そこに気づいてほしい。『アプリ開発体験』を通じて、どうすれば街が良くなるか、人のためになるかを感じてもらえれば」と話す。
開催時間は13時~17時。対象は長浜市内在住・在学の中学生・高校生。定員は20人。フェイスブックの応募フォームで11月24日まで受け付ける。