北ビワコホテルグラツィエ(長浜市港町)が初めて、「イタリアンおせち」の販売を始めた。
同ホテルは毎年おせちを予約販売しているが、今年は初めて3段式の箱に入ったイタリアンおせち「レガーロ」を商品化。3~4人前で、内容は、上段はマリネなどの瓶詰めのイタリアンオードブルのセット、中段には紅白のイチゴを敷き詰め、下段はバラをモチーフにしたフラワーケーキで、正月用のリースが付く。限定10個で、価格は1万5,000円。
帰省の手土産用として、スイーツと紅茶をセットにした「アフタヌーンティーおせち」(限定20個・3,500円)も用意する。その他、2・3人前~大人数の和洋折衷の定番おせち3種、子ども用「キッズおせち」のほか、オプションで中華オードブルの注文にも応じる。
同ホテル取締役社長室長の上羽由紀子さんは「おせちは保存料を使わずホテルで料理人が手間暇かけて作る。おせちにしては珍しく、元日の配送指定やホテルでのお渡しもできる。コロナ禍で正月の過ごし方が変わってきている中でも、『おせち』の食文化を大事にしたい。少しずつ形を変えながら、皆さんに楽しんでいただけるものを提供していければ」と話す。
予約は12月28日まで、電話とファクスで受け付ける。引き取り12月31日11時以降。