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米原駅前にシェアオフィス「MAIBARA EAST01」 徒歩3分の空き家を再生

一階の応接室

一階の応接室

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 シェアオフィス「MAIBARA EAST01」(米原市米原)が4月21日、米原駅東口にオープンした。

一階のシェアスペース

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 空き家を活用してシェアオフィスを開設したのは、建築・リフォーム業を行うNEO。同施設は、東京にある同社の本拠点から離れた場所に設ける「サテライトオフィス」の役割も兼ねる。

 もともと東京のクライアントから「故郷で不動産を探してほしい」という別の依頼がきっかけで米原を訪れた代表の岡本敏夫さん。地元の人と関わる中で米原の地を気に入り、自分たちのオフィスとなる空き家を探し始めた。市の空き家バンク「まいばら空き家対策研究会」や市の担当とのやり取りの中で今回の物件に出合い、田舎の大きな家の間取りを見て、自分たち以外の企業や個人事業主にもシェアオフィスとして貸し出すことを思いついたという。

 同施設について、岡本さんは「とにかく駅から徒歩3分の立地が魅力。新幹線が止まる米原の強みを生かした大都市との行き来や、各地のクライアントとの打ち合わせなどが便利に行えるよう、レンタルルーム以外にもシェアスペースを設け、会議ができる環境を整えた。企業やリモートワーカーだけでなく地域の方々が教室を開いたり、子連れで働く場になったりしても」と話す。「流通していなかった空き家をよみがえらせ事業に活用するモデルになることで、全国で問題となっている空き家の使い方の幅を広げることにもつながれば」とも。

 施設は2階建てで、レンタルルーム4室に加え、会員が自由に使えるキッチンやシェアスペース、来客時や会議に利用できる応接室(1時間1,500円)やフリースペース(同800円)も備える。

 Wi-Fi、共有プリンター、宅配ボックス、ポスト、トイレなどを完備。入室はスマートロックで遠隔操作が可能。

 料金は部屋の大きさに応じて異なり、月額3万5,000円~6万5,000円。他に共益費として月額3,500円が必要。

 利用可能時間は7時~23時。

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