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長浜に学生・研究者向けの宿泊施設 築150年の町家を改修

中山郁英、荒井恵梨子さん夫婦

中山郁英、荒井恵梨子さん夫婦

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 学生や研究者の活動をサポートする宿泊施設「フナヤマリサーチハウス」(長浜市朝日町)が7月1日、長浜にオープンする。

内観1

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 カフェと日用品の店「コマイテイ」の運営、地域文化資源の調査などを行ってる中山郁英、荒井恵梨子さん夫婦による「kei-fu(ケイフー)」が運営する。一般的な宿泊施設との違いは、学生や研究者をターゲットにしている点だという。

 元々、中山さんの祖母が暮らしていた古民家を改装した同施設は昨年の11月に工事を始め、12月からはクラウドファンディングで支援を募り、目標金額の150万円を達成した。約200平方メートルの木造2階建てで、客室は2部屋あり、共有スペース、キッチン、風呂、中庭などがある。

 中山さんは「5年前まで祖母が暮らしていたが、引っ越して空き家になっていた。子どもの頃からよく遊びに来ていた思い出があり、この街の雰囲気が好きだったので、ずっとこの街で何かしたいという思いがあった」と振り返る。

 「自身が研究者として活動したり、大学の授業などで学生と話をする中で、学生や研究者が気楽に長期滞在でき、地域の調査や研究ができるような場所を提供できればと考え、この施設を開くことにした。長浜で日本の文化を学びたいという海外からのお客さまのために英語対応ができるようにもしていきたいと」と話す。

 宿泊予約はウェブサイトで受け付ける。

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