長浜の葬儀会社「長浜セレモニー」(長浜市加納町)が7月9日で22周年を迎える。
同社は「家族葬のウィズユー」ブランドで、長浜・高月・近江・宮前の4店舗を運営する葬儀会社。2001(平成13)年に1号店を長浜(加納町)にオープンした。
年4回、「人形供養祭」を行うほか、毎月1日に開催する「セレモニー塾」で「お寺の話」「ヨガ」「お墓について」「相続税について」などのセミナーを開催。「野菜特売会」「納涼祭」など、地域に密着したイベントも行う。社長の松村隆雄さんは「ただ商売をするだけではなく、地域の役に立つことをしてきただけ」と創業当初から地域イベントを開いてきた。
イベントの売り上げは、長浜市と米原市の社会福祉協議会に要望を聞いて物品に換えて寄付。過去には、車いす、ポータブル電源、大型スクリーンなどを寄付してきたという。
松村さんは「地域の支えがあり22年やってこられた。地域の人に、これからも恩返しをしてきたい。最近、故人にゆっくりと『ありがとう』を伝える、お別れができる仕組みをつくった。家族の気持ちに寄り添い、地域の皆さまに葬儀の意味を伝えていきたい」と話す。
8月12日には「納涼祭・キャンドル慰霊祭」を予定。焼きそば、スーパーボールすくい、フランクフルトなどの屋台を用意するほか、サクソフォンのカルテットの生演奏も行う。開催時間は18時~20時。雨天決行。