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木之本で「コーヒーフェス」 地下水でいれたコーヒーの飲み比べなど

「きのもと宿まつり実行委員会」副委員長の西村さん

「きのもと宿まつり実行委員会」副委員長の西村さん

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 「水のジャパンコーヒーフェスティバル2023 in 木之本」が10月21日・22日の2日間、長浜のきのもと北国街道(長浜市木之本町)周辺で開催される。

昨年の様子

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 日本コーヒーフェスティバル実行委員会が全国で行い、木之本では昨年に続き2回目の開催となる。木之本では今でも地下水で生活している家が多く、地域の酒蔵やしょうゆ蔵なども、この土地の地下水を利用して商いを営んでいるという地域性を生かし、今回イベントに参加するコーヒーショップには5種類の地下水の中から好きなものを選んでもらい、その地下水でいれたコーヒーを提供してもらう。

 会場は、きのもと北国街道、地蔵坂周辺の約1.5キロの範囲で、江北図書館前、山路酒造、意富布良神社、伊香高校旧牛舎、つるやパン工場広場、日吉座、大師堂境内、くつわの森、北国街道の軒下など。参加者は受付場所である旧駅舎「まちの駅」でチケットを購入し、参加店と場所が書かれているパンフレットを受け取り回遊する。チケットは3枚セットで、コーヒー3杯を飲むことができる。2杯は好きな店で、1杯は受付にあるガチャでくじを引き、ランダムに出た店で飲む。チケットは1年間有効で、他の開催地でも使える。飲み比べのため各店の1杯は100cc程度。

 参加するコーヒーショップは2日間合わせて21店舗、うち長浜を中心に県内の店が「ATARA COFFEE(アタラコーヒー)」「Rainyday coffee(レイニーデイコーヒー) 」など12店舗、大阪や京都など近隣県からの9店舗。

 コーヒー以外にも、21日・22日の13時から、江北図書館(木之本町)で「ヒトリルーム」が、21日18時から、仕出屋「日吉座」(木之本町)で「ふちがみとふなと」が、それぞれ演奏を行う。

 2日間限定で日本の薬剤師第1号の本陣薬局である「本陣ギャラリー」(木之本町)を開放し、店内に残る戦国時代の書状や薬業に関する備品や生活用品を公開するほか、明楽寺(木之本町)で行う「MONZENマルシェ」、文室邸前で行う「津軽三味線ライブ」、きのもと交遊館(木之本町)で行う「パッチワーク作品展」など、7つのイベントを同時開催する。

 同イベントに協力する「きのもと宿まつり実行委員会」副委員長の西村豊弘さんは「昨年はこのイベントをきっかけに今まで木之本に来たことがなかった方が遊びに来てくれていた印象があった。ごみも落ちていなくて、とてもマナーが良かったことが印象に残っている」と振り返る。「今年は初日だけ20時まで開催時間を延ばした。少し高台にある伊香高校から夜空を見上げると星が近くてとてもきれいなので、ぜひコーヒーを飲みながら空を見上げてもらえれば」とも。

 開催時間は10時~16時(21日は20時まで)。チケット料金は1,800円(3枚券・前売り=1,500円)。前売り券は「つるやパン」「ダイコウ醤油(しょうゆ)」「角屋」で扱う。雨天決行。

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