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長浜「すし慶げんさん」、牛肉メニュー提供へ 牛肉専門店とタッグ

昼のメニュー「北国街道」

昼のメニュー「北国街道」

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 長浜の料亭「すし慶げんさん」(長浜市木之本)が2月1日、リニューアルオープンする。

「鯖棒すし」

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 1912(大正元)年創業の同店は、初代の安達慶三さんが「鯖(さば)棒すし」をリヤカーに積んで売り歩いたことから始まった。当時の客や街の人から「すし屋の慶三さん」と呼ばれていたことが店名の由来だという。現在は4代目店主・安達和慶さんが看板メニューの「鯖棒すし」の提供を続けている。

 これまでは、刺身や一品などをそろえた和食御膳を提供してきたが、リニューアルオープン後は牛肉専門の「元三フード」(大津市堅田)との共同運営を始め、新たに牛肉を取り入れたメニューを提供する。牛肉は「バランスの取れた脂身と赤身のうまさ」に自信があるというオリジナルブランドの「げんさん牛」や近江牛を使う。昼はすき焼き、牛肉入りの伊吹そば、さばすしが入った御膳「北国街道」(3,500円=赤身、5,000円=ロース)を中心に「肉まぶし丼」(2,800円)、「鯖棒すし」(4,400円=1本、2,420円=ハーフ)など、夜は予約制で「すき焼きコース」(8,000円)などを提供する。

 安達さんは「うちの『鯖棒すし』は刺身で食べられるくらい鮮度が良いサバを軽く締めて作っているので、サバ本来のうまみを感じることができる。身は肉厚で、シャリにはサンショウの実を混ぜているのが特徴。リニューアル後はおいしい牛肉を使ったすき焼きなども一緒に楽しんでもらえるようになった。ぜひ味わってもらえれば」と呼びかける。

 営業時間は、11時~15時、17時~20時。水曜定休。

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