長浜在住の写真家、辻田新也さんの個展「長浜からみた琵琶湖写真展~平和堂巡回編~」が3月23日から、アル・プラザ長浜(長浜市北船町)1階「おとなReスペース」で開催される。
辻田さんは2016(平成28)年、父から譲り受けたカメラを趣味で始め、後に写真家として仕事をするようになった。現在、「琵琶湖写真家」と名乗り活動する辻田さんは昨年10月、「えきまちテラス長浜」(長浜)で初の個展を開いた。開催期間の16日間で約2000人が訪れ、関西を中心に他県からの来場があったという。展示写真は約30点で、全て長浜から見た琵琶湖を撮影したもの。同年11月、道の駅「湖北みずどりステーション」(長浜)でも巡回展示を行った。
今年1月からは、スーパー「平和堂」3店舗での巡回が決まった。平和堂の担当者は「琵琶湖の魅力を地元滋賀の皆さまに知ってほしいという琵琶湖写真家の思いに共感し、作品展を開催する運びとなった。郷土愛を育むきっかけになれば」と話す。長浜以外では、1月27日~「ショッピングプラザ アピア」(東近江)、2月23日~「ビバシティ彦根」(彦根)で開催する。
辻田さんは「平和堂は小さい頃から利用していたし、思い出がある場所なので個展が開けるのは光栄」と話し、「この地域に琵琶湖があることの魅力を改めて地元の人に伝えたい。写真を通して心が軽くなったり希望を感じてもらえたりすればうれしい」と呼びかける。
開催時間は10時~21時。観覧無料。3月31日まで。