
「長浜 kimono AWARDS(キモノ アワーズ) 2025」が10月13日、豊公園雁木広場(長浜市公園町)と周辺の街中一帯で開催される。
昨年始まった同イベントは若者が主役の「着物コンテスト」。「伝統文化と若者の想像力を融合させて長浜の魅力を全国に発信する」ことを目的にしている。グランプリに選ばれたチームには現金10万円を、その他各賞1万円~5万円を、それぞれ贈る。昨年は大通寺(元浜町)で開催し、県内外の服飾系学生らによる17チームが参加した。
今年は場所を変え、長浜城の前にランウェーとステージを設けて行う。県内、愛知、東京から30チームが参加し、スペシャル審査員として「X JAPAN」のリーダーで、着物ブランド「YOSHIKIMONO(ヨシキモノ)」を立ち上げたYOSHIKI(ヨシキ)さんを招く。
当日は12時に開会セレモニーが始まり、伊吹高校書道部がライブ書道パフォーマンスなどを披露。13時から、「学生ランウェー」「協賛企業ランウェー」など部門別で5ステージを行い、15時35分から受賞者を発表し、表彰式を行う予定。併せて、公園内では飲食ブースなどが出店する「きもの DE マルシェ」(11時~17時)が、周辺の街中一帯では、浜ちりめんを使ったバッグ作り体験などの「長浜カルチャー講座」(10時~13時)全16講座(有料・要予約)が、それぞれ行われる。
同委員会の音光寺大和さんは「伝統ある着物文化がこの先の将来にも残っていければと考えている。このイベントを通じて長浜からそれを発信していければ」と話し、「今年はYOSHIKIさんが参加してくださるので、それをきっかけに全国の人にもイベントを知ってもらえるとうれしい」とも。
開催時間は12時~16時。観覧無料。要予約で、着物で参加できる人に限る。応募は8月20日まで。定員2000人。申し込み方法はホームページで確認できる。荒天中止。