「発酵オカンの台所展〜湖北に息づく発酵の暮らし〜」が10月16日、長浜の「きのもと交遊館」(長浜市木之本町)で始まった。
主催は、地域の発酵食を継承するまちおこしグループ「ツボのソコ」。メンバーは木之本在住の藤谷法子さん、植田淳平さん、植田睦美さん。地域で活動する女性グループ「すくらむ」と協働し、2019年に活動を始めた。今年10月には、メンバーの睦美さんが地域の発酵食づくりを約2年追いかけて記録した単行本「発酵オカンの台所〜湖北に息づく発酵の暮らし〜」(2,530円)を出版した。同書では、オカンの四季の発酵食レシピを紹介するほか、周辺地域の発酵スポットを巡るガイドなども掲載している。
期間中、同書のために撮りためた写真をパネルで展示するほか、書籍制作の机を再現した特設ブースを設け、発酵食作りに使う道具も展示する。特別展示「本作りで町おこし」では、同書の印刷を担当した「藤原印刷」(長野県松本市)が手がけた本も展示する。地域の発酵文化の発信と併せて、本作りの魅力を届けるのが狙い。コラボ企画として、追手門学院大学地域創造学部の学生が、地域での発酵体験や研究の結果を展示で発表する。10月24日・25日は各日30食限定で「すくらむ」のランチを提供するほか、漬物や書籍などを販売する。
同グループの藤谷さんは「オカンの漬物作りが垣間見れるように道具も展示している。展示写真と併せて合わせて会場の雰囲気も楽しんでもらえたら。見応えがあるので、会期中に何度も足を運んでもらえるとうれしい」と呼びかける。
開館時間は10時〜16時。入場無料。今月25日まで。