「スティックホール弦楽四重奏団」が8月1日、木之本スティックホール(長浜市木之本町)でクラシックコンサートを開く。
2019年結成の同団。メンバーは、バイオリンの藤村知史さん、福岡昴大さん、ビオラの中川香奈子さん、チェロの片岡あづささん。「長浜の人に室内楽の楽しみを知ってほしい」という思いを持つ。同会場でのコンサート開催は3回目。当日は、モーツァルト、ベートーベンの曲を演奏するほか、初めてピアノとの五重奏でドボルザークを演奏する。ピアノは尾上理絵さん。
共催は「emmo concerts(エンモ・コンサーツ)」。湖北でさまざまなコンサートを手作りで開くコンサート・クリエーターとして、企画、広報、会場手配、チケット販売、コンサート運営などを協力者と共に実行するために今年発足。団体名には、湖北・長浜を拠点に活動をする音楽家と聴き手の「ご縁」を結ぶ手伝いをしたいという思いを込めている。同コンサートがサポート第一弾になる。
大学で音楽学を学び、クラシック好きだという代表の加藤哲さんは「以前、京都に住んでいたころは、オーケストラやコンサートが身近にあった。この地域の皆さんにももっと音楽やコンサートを身近に感じる機会が増えればと思い活動を始めた。今後は月1回くらい、無理のないペースで定期的にコンサートを開ければ。この辺りではあまり行っていない少人数での室内楽の楽しさを、ぜひ味わっていただければ」と呼び掛ける。
開催時間は13時30分~15時(12時30分開場)。チケット料金は、一般=2,000円、ペア=3,000円。木之本スティックホール、長浜文化芸術会館、浅井文化ホールで販売。