長浜にある老舗和菓子店「菓匠禄兵衛(かしょうろくべえ)」(長浜市木之本町)が9月1日、秋季限定の菓子3種を発売した。
1926(大正15)年に創業した同店の「名代草餅」や「金のでっち羊羹(ようかん)」などは湖北の土産物として知られる。
秋季の菓子として発売したのは、滋賀羽二重もち米で作られた大福に粒あん、栗きんとんが入る「栗きんとん大福」(216円)、竹皮で蒸して作られる近江名物の「でっち羊羹」に砕いた和栗が入る「和栗のでっち羊羹」(432円)、北海道十勝産の小豆を使ったあんこと団子、コーヒーゼリーが入りコーヒーフレッシュをかけて食べる「お茶々ゼリィ 珈琲(コーヒー)味」(367円)の3種類。
同社デザイン・企画部の山本あかりさんは「定番の生菓子から季節限定の菓子までそろえている。秋季限定で発売した『栗きんとん大福』はオンラインで販売していない店舗限定の菓子。ぜひ店に足を運んでほしい」と利用を呼び掛ける。
営業時間は9時30分~17時30分。