米原のスキー場「グランスノー奥伊吹」(米原市甲津原)が12月18日、今季の営業を始めた。
1970(昭和45)年に開業した同施設は、「関西最大級」(同社)の規模と積雪量を誇るスキー場。京阪神・中京圏からのアクセスの良さと標高が高く雪質も良いことで知られ、自然の地形を生かした全12コース。日帰りのスキーヤー・スノーボーダーを中心にシーズン22万人が来場する。索道施設、レストラン、レンタル、スクール等も運営するほか、近年は日本最速の高速リフトの新設、新コースの造成(最大斜度46度)、人工降雪機の導入、自動改札システム(ACS)の導入を行い、「先進技術を取り入れた積極的な設備投資を行っている」という。
今シーズンは、総額2億7,500万円をかけて人工降雪機9基を増設し、全27基で雪造りを行うほか、2台で1億円のドイツ製最新モデルの圧雪車を導入。キッズパークのスペース拡大やレストランのテラスエリアに個室タイプの貸し切り食事スペースを新設した。
「総額5,000万円還元キャンペーン」として、12月18日、1月19日、2月17日、3月16日とスキー場クローズ日の5日間は、当日のリフト1日券・午後券・今シーズンのシーズン券のいずれかの購入客は、フードコート、レストハウスの約80種類の全メニューが「何度でも無料で食べ放題」になる。2月9日は、他スキー場のシーズン券持参でリフトが無料に。
経営する奥伊吹観光の草野穣治さんは「この冬もお客さまに思いきりウインタースポーツを楽しんでいただけるよう、人工降雪機の増設や日本最大級のキッズパークの整備など、さまざまな準備を進めてきた。当施設で楽しい冬の思い出を作ってもらえれば」と来場を呼び掛ける。
リフトの運行時間は8時~17時。リフト券(1日券)は、大人=4,300円(休日は4,900円)、中学生=3,500円、子ども=3,000円ほか。駐車場2700台。