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長浜「おさけところも」、手作りコロッケと県内醸造のクラフトビール提供

「コロッケ3種ランチプレート」

「コロッケ3種ランチプレート」

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 長浜の北国街道の入り口に1月15日、コロッケとクラフトビールを中心に提供するレストラン「おさけところも」(長浜市元浜町)がオープンした。

従業員の皆さん

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 「人をオモイ、街をイロドリ、時をモテナス。」をコンセプトとし、県内を中心に飲食店の運営やサポート、商品のブランド化、店舗デザインなどを手掛ける「nadeshico(ナデシコ)」(下坂中町)が手掛ける。席数は7席。

 「県内の魅力を詰め込んだ」という同店では、橋場牧場(近江八幡)の「近江牛」や蒲生郡の牧場で育てた「蔵尾ポーク」、長浜の農園で作る「近江米」など県内産の食材を使い、信楽焼の卯山窯(甲賀)に特注で作った器や、草土(甲賀)のカトラリーなどで提供する。店内には「やまなみ工房」(甲賀)のアート作品を飾り、定期的に展示作品を変えて常時、販売もしている。

 メインメニューのコロッケは、イートインもテークアウトもできる。「近江橋場牛メンチカツ」(450円)、「発酵塩バターコロッケ」「ゴロゴロ野菜コロッケ」(以上350円)など常時5種類をそろえる。ランチタイムには、コロッケ、サラダ、前菜、ハム、パンを盛り合わせた「コロッケ2種ランチプレート」(1,280円)、「コロッケ3種ランチプレート」(1,520円)を提供する。ディナータイムには、定番コロッケ5種類に加えて、イートイン限定コロッケ「えびクリームコロッケ」(638円)など3種類を提供するほか、酒のあてになるような一品やカレー、カツサンドなどを提供する。ドリンクは、「Two Rabbits(トゥーラビッツ)」(近江八幡)のクラフトビール5種類を中心に、「ヒトミワイナリー」(東近江)のナチュラルワイン、「冨田酒造」(長浜)の日本酒などの酒類をそろえるほか、コーヒーやソフトドリンクも用意する。

 同社料理部の北山英樹部長は「一般的にコロッケは平べったい楕円(だえん)形のものが多いが、当店のコロッケは肉汁や野菜の水分を閉じ込めるのに適した丸い形にしている。近江牛など、県内の食材を使い滋賀の魅力を発信しているが、観光客だけでなく、地元の人が普段使いするような、地域に愛される店にしたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~21時(ランチタイムは15時まで、ディナータイムは17時~)。火曜定休。席数は7席。

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