米原にあるジビエ専門カフェバー「I ma art + cafe(アイマ・アート・カフェ)」(米原市長岡)が8月1日、「鹿肉のフォー」の提供を夏季限定で始めた。
ギャラリーを併設したカフェバーとして2021年4月にオープンした同店。ジビエ料理を中心に、ケーキやコーヒー、アルコールなどを提供している。店主で現代アーティスト兼デザイナーの貴詠さんは「アーティスト活動する中で自分の思い描くギャラリーを作りたいと思い、人が集えるカフェも併設した店を作った。初めは軽食を出す程度を構想していたが、猟師の人との縁があり鹿肉料理を提供することになった」と話す。「自分自身がこだわりが強いタイプなので、メニュー開発に夢中になり、本格的なメニューがたくさんできた」とも。
夏季限定メニューは、パクチーやザーサイなどが入る「鹿肉のフォー」(1,200円)のほか、最後にだしをかけてひつまぶしのような食べ方ができる「鹿肉のタコライスまぶし」(1,400円)、「だし」(200円)、自家製バジルとパルミジャーノレッジャーノを使った「イタリア産生ハムの冷製ジェノベーゼパスタ」(1,500円)がある。
貴詠さんは「鹿のだしをベースに魚介の調味料と合わせて作るスープを使う『鹿肉のフォー』は何回も試作を繰り返して完成した。ザーサイやパクチーが入っているので、少し癖があるかもしれないが、好きな方は試してみてほしい。『鹿肉のタコライスまぶし』は鹿肉のミンチの量も多すぎないので食べやすいと思う。『イタリア産生ハムの冷製ジェノベーゼパスタ』は個人的にも好きなメニュー。鹿肉が食べられない方にも、ぜひ」とも。
営業時間は11時~23時(月曜・火曜は18時まで)。水曜・木曜定休。