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絵本「はじめてのびわこの魚」 重版記念で長浜初の原画展 トークイベントも

同店の堀江さん

同店の堀江さん

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 長浜・賤ヶ岳の麓にある古民家喫茶店「丘峰(きゅうほう)喫茶店」(長浜市木之本町)で10月31日、絵本「はじめてのびわこの魚」の原画展が始まった。

絵本「はじめてのびわこの魚」

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 同書は今年7月1日「琵琶湖の日」に出版。著者は大津市立志賀中学校3年生の黒川琉伊さん。2歳から毎日のように琵琶湖に通い続け、200色の色鉛筆を使って、琵琶湖淀川水系に生息する魚50種を描いた。8月31日には、安藤忠雄文化財団による第1回「環境賞」を受賞した。

 同展は、絵本の版元である「能美舎」を経営する堀江昌史さんが手がける喫茶店を会場に、「重版出来記念」で開くことになったという。

 期間中、絵本未収録の作品を含む36枚の原画を入り口のギャラリースペースや店内に飾っている。11月5日15時から、黒川さんが魚の生態などを話すトークイベントを開く。予約不要。イベント終了後、絵本購入客・持参者を対象にサイン会を行う。会場では、絵本のほか、エコバック、クリアファイル、シール、Tシャツなどのオリジナルグッズを販売している。

 堀江さんは「長浜で琉伊くんの原画展を開催するのは今回が初めて。原画を通して琵琶湖の魚に愛情をもってもらえたらうれしい。色鉛筆で何度も塗り重ねて描かれているので、絵本では伝わりきらない原画ならではの力強さを感じてもらえれば」と呼びかける。

 営業時間は土曜・日曜・月曜の11時~17時。11月28日まで。

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