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米原「グランスノー奥伊吹」営業開始、40年ぶりにレストラン刷新

グランスノー奥伊吹

グランスノー奥伊吹

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 米原のスキー場「グランスノー奥伊吹」(米原市甲津原)が12月16日、今季の営業を始めた。

レストランメニュー

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 1970(昭和45)年に開業した同施設。京阪神・中京圏からのアクセスの良さと標高が高く雪質も良いことで知られ、自然の地形を生かした全14コース。日帰りのスキーヤー・スノーボーダーを中心にシーズン24万5000人が来場する。索道施設、レストラン、レンタル、スクール、宿泊施設を運営するほか、近年はリフトの新設、新コースの造成(最大斜度46度)、降雪機の導入、自動改札システム(ACS)の導入を行い、「先進技術を取り入れた積極的な設備投資を行っている」という。

 今シーズンは5,500万円かけたという「アジア初導入」となる「自動改札機」(モバイルフロー対応フレックスゲート)の設置や、1億7,000万円かけて40年ぶりにレストランをリニューアルし、韓国・メキシコ・インド料理など世界の料理に加え、近江牛ステーキ丼などの日本料理を含めた約40種をそろえたレストラン「フードパークピステ」を開業するなど、ウインターシーズンに向けて「総額3億円」の設備投資を行った。

 12月22日時点での運行リフトは、「ファミリーペア」「パラダイスペア」「日本最速バラエティークワッド」「チャンピオントリプル」「チャレンジペア」「天狗岩ペア」の6基とトンネル付き動く歩道「オレンジトンネル」「グリーントンネル」の2本を運行。今後も降雪状況を見ながら、「運行リフト」「オープンコース」を順次追加していく予定。今季に向けて増設した人工降雪機30台をフル稼働させて、「4月上旬ごろまで約4カ月の長期営業」を目指している。

 12月16日、1月25日、2月17日、3月16日とスキー場クローズ日の5日間は、「総額5,000万円還元キャンペーン」として、当日のリフト一日券・午後券の購入客は、レストランのメニューが何度でも無料で食べ放題になる。2月9日は、他スキー場のシーズン券持参でリフトが無料に。

 経営する奥伊吹観光の草野穣治さんは「今シーズンは雪が早く降って素晴らしいスタートが切れた。アジア初の自動改札機の導入や若者のトレンドを捉えたレストランの大規模リニューアルなど、今まで以上に魅力アップしたスキー場になっているので、ぜひ皆さんに足を運んでもらえれば」と呼びかける。

 リフトの運行時間は8時~17時。リフト券(一日券)は、大人=4,500円(休日は5,400円)、中学・高校生=3,500円、子ども=3,000円ほか。駐車場2700台。

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