
木之本の北国街道沿いにある「山路酒造」(長浜市木之本町)が5月18日、創業490年記念の「北国街道 純米大吟醸」2種を発売した。
1532年創業。現存する酒蔵の中では滋賀県内で最も古く、日本でも4~5番目に古い歴史を持つという。有機質肥料を主体に減農薬によって栽培し、滋賀県の「環境こだわり農産物」に認定されている「玉栄」、米原で栽培された「山田錦」などの酒米を使い酒造りに取り組んでいる。
今年2月には創業 490年記念酒の第1弾として「北国街道 純米吟醸」を数量限定で発売した。今回は第2弾として「北国街道 純米大吟醸」2種を発売する。緑色のラベルの「雫取り古酒」(720ミリリットル=5,500円)は「9号酵母」を使って造り、もろみを雫取り製法という酒袋をつるし、滴り落ちた雫を集め、それを3年寝かせた酒(限定101本)。赤色のラベルの「槽(ふね)搾り」(720ミリリットル=3,300円)は「花酵母」を使って造り、もろみを槽搾り製法という酒袋の上に重しを載せて搾った酒(限定320本)。それぞれアルコール度数は16.7度。
同店女将(おかみ)の山路祐子さんは「『雫取り』は古酒なので、熟成した酒ならではの落ち着きのあるまろやかな味わい、『槽搾り』は花酵母ならではの華やかな香りが特徴で、両方とも辛口」と話す。
「490年の感謝の気持ちを込めて、『純米大吟醸』を手が届きやすい価格にした。これまで純米大吟醸に親しむことがなかった人にも、これをきっかけに試してもらいたい。父の日のギフトにもお薦め」とも。
営業時間は9時~18時。水曜定休。