「誰でもチャレンジできるクラウドファンディングセミナー in 湖北」が7月31日、米原市役所で開催される。
滋賀県は北部地域の振興のため昨年、「北の近江振興プロジェクト」を始め、「移住者・関係人口3000人」を目標に掲げている。その一環として、同地域での事業を対象にクラウドファンディングの手数料の半分の補助が始まった。北部地域(長浜、高島、米原)での事業や活動において活用するクラウドファンディングに必要な手数料の半分を11月30日まで補助する。それに伴い、クラウドファンディングの活用を考えている人に向けたセミナーを県が企画した。
滋賀県総合企画部の中村匠さんは「クラウドファンディングは資金調達や宣伝効果だけでなく、応援してくれる人や支援してくれる人との関係ができるなど無形の財産もできる。資金はないけど大きなチャレンジをしたい人が挑戦できる機会になれば」と話す。
セミナーは2部制、1部はクラウドファンディングのプラットフォーム「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」の中西恭子さん、2部は同プラットフォームのパートナーとして長浜を拠点にクラウドファンディングのサポート活動を行っている「MediArt(メディアート)」(長浜市木之本町)代表の植田淳平さんが講師を務める。クラウドファンディングの基本からをレクチャーするほか、過去に北部地域でクラウドファンディングを起案したことがあるガイドツアー事業を行う「Biwako Backroads(ビワコバックローズ)」の松井ライディ貴子さん、「びわ南小学校創立150周年実行委員会」の藤本秀樹さんの2人がそれぞれの経験談を話す。
開催時間は18時30分~20時。参加無料。定員は40人。終了後、希望者がいれば無料相談会も開く。