滋賀県内の10の飲食店・生産者がコラボレーションした地元発の重箱「湖(うみ)と、土からの二重折」が5月8日・9日の2日間限定で販売される。
同商品の販売は2月に続き2度目。コロナの自粛ムードや経済の停滞により売り上げが減少していた飲食店が集まり、「こんなときだからこそ」と、「おうちにいながら滋賀を味わう」をコンセプトに企画した。中身は前回同様のラインアップで、近江牛サーロインステーキ、さば棒すし、牛肉しぐれ煮など。受注分のみ販売する。
長浜からは合鴨ロースと佃煮の店「一湖房(いっこぼう)」(長浜市三ツ矢元町)、料亭「すし慶」(木之本)が参加。一湖房店主の野中治伸さんは「私どもは店の看板商品である合いがもロースを入れている。皮面だけ焼いて、だししょうゆで煮びたしに。しょうがを添えているので、合いがもに巻いて食べてもらえれば」
「ゴールデンウイークなのに近隣県に緊急事態宣言が出ていて出掛けにくい。お重は2~3人前なので、家で家族と一緒に食べてもらうのにいいのでは。母の日のギフトにもお薦め」と利用を呼び掛ける。
価格は1万800円。予約は5月6日まで、参加店への来店または電話で受け付けている。8日・9日の15時以降、予約店で引き渡す。