長浜の懐石料理店「見付屋」(長浜市五村)が6月19日・20日の2日間、父の日の弁当「伝えたい気持ちと共に」を限定販売する。
同店は明治より豆腐店を営んでおり、当時から現在に至るまでの約100年、炭火焼きの「とうふ田楽」を提供。1970(昭和45)年に豆腐店から料理店に展開し、現在は4代目が事業を継承。京都、東京で学んだ京料理を生かした地元湖北に寄り添ったメニューや味付けを提供している。
「父の日においしく縁起物を食べていただきたい」という思いから同弁当を考案。弁当は1段弁当と2段弁当の2種類があり、1段弁当には、豆ご飯やうなぎおこわ、とうふ田楽など、2段弁当にはあゆ塩焼き1尾とえびやうなぎ、レンコンが入ったちらしずしなどが入る。
4代目店主の馬場吉弘さんは「コロナ禍で実家に帰れていない、家族との食事が減った、日頃の感謝を伝えたいなど、弁当と一緒にその思いと時間を作るきっかけになればと考案した。ぜひ利用いただければ」と呼び掛ける。
価格は各3,000円。要予約。予約は前日18時まで、来店または電話、インスタグラムからのダイレクトメールで受け付けている。19日・20日の11時~18時に店舗で引き渡す。
営業時間は11時~21時。月曜定休。