わらび餅専門店「甘味処鎌倉 長浜大通寺店」(長浜市元浜町)が6月4日、オープンした。
席数は10席。オーナーの小川周人さんによると、「明るく清潔感があり幅広い世代の方が入りやすいような店」をイメージしたという。店内の照明の傘は京和傘の老舗が製作、器は備前焼のオリジナルのものを使用。「古き良きものをお客さまに提供したい」という思いがあるという。
同店のわらび餅は、国産本わらび粉にはす粉など「秘伝の」配合をすることで「わらび粉のみでは出せないモッチリとした触感」「とろけるような口溶けとツルンとしたのど越し」を実現しているという。
看板メニューはテークアウトの「鎌倉わらびもち」(5個入り=600円、10個入り=1,200円)。別途、沖縄産の黒糖で作った黒蜜(110円)を付けることができる。賞味期限は翌日。その他の人気メニューは、わらびもちドリンク「贅沢(ぜいたく)いちごミルク」(690円)。中には砕いたわらび餅、イチゴの果肉入りのソース、ミルクが入り、上にホイップクリームをのせる。
「店は黒壁スクエアの北東・大通寺の目の前に位置しているので、お参りの際に立ち寄ってもらえれば。『長浜に来たときに、あそこのわらび餅を食べておいしかったな』と10年後も20年後も思ってもらえるような店作りをしていきたい。それだけ味には自信がある。皆さまの思い出作りに貢献できれば」
営業時間は10時~17時。