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木之本で「水のジャパンコーヒーフェス」 地下水でいれたコーヒー飲み比べ

「水のジャパンコーヒーフェスティバル2022 in 木之本」

「水のジャパンコーヒーフェスティバル2022 in 木之本」

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 長浜のきのもと北国街道(長浜市木之本町)周辺で10月8日・9日の2日間、「水のジャパンコーヒーフェスティバル2022 in 木之本」が開催される。

参加店舗「ATARA COFFEE」

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 日本コーヒーフェスティバル実行委員会が全国で行い、木之本では初の開催となる同イベント。木之本では今でも地下水で生活している家が多く、地域の酒蔵やしょうゆ蔵なども、この土地の地下水を利用して商いを営んでいるという地域性を生かして、今回イベントに参加するコーヒーショップには5種類の地下水の中から好きなものを選んでもらい、その地下水でいれたコーヒーを提供してもらう。

 会場は、きのもと北国街道、地蔵坂周辺の約1.5キロの範囲で、江北図書館前、山路酒造、意富布良神社、伊香高校旧牛舎、つるやパン工場広場、日吉座、大師堂境内、くつわの森、北国街道の軒下など。参加者は受付場所である文室邸でチケットを購入し、参加店と場所が書かれている冊子を受け取り回遊する。チケットは3枚セットで、コーヒー3杯を飲むことができる。2杯は好きな店で、1杯は受付にあるガチャでくじ引きをし、ランダムに出た店で飲める。チケットは1年間有効で他の開催地でも使える。飲み比べのため、各店の1杯は100cc程度。

 参加するコーヒーショップは2日間合わせて18店舗、うち長浜を中心に県内の店が「ATARA COFFEE(アタラコーヒー)」「cococafe simple(ココカフェシンプル) 心風流」など11店舗、大阪や京都など近隣県からの7店舗になる。

 コーヒー以外にも、明楽寺の参道ではケーキ店やタイ料理店などが出店するマルシェを開催。文室邸北側では豆腐ドーナツや唐揚げなどのキッチンカーが出店。ゲリラ的に路上で楽器演奏も行うという。

 同イベントに協力する「きのもと宿まつり実行委員会」副委員長の西村豊弘さんは「このイベントは2020年に実施する予定だったがコロナ禍で延期になり、ようやく開催にこぎ着けた。木之本の地下水は軟水なのでコーヒーをおいしくいれるのに向いている。これをきっかけに木之本でコーヒーショップを始める人が出てくればうれしい」

 「普段はあまり入れないような神社の社務所や、琵琶湖や木之本の街を眺めることができる伊香高校など、木之本の各地でコーヒースタンドが出るので、街を散策しながら楽しんでもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は10時~16時。チケット料金は1,500円(3枚券・前売り=1,200円)。前売り券は「つるやパン」「ダイコウ醤油(しょうゆ)」「角屋」で扱う。荒天中止。

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