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長浜で移住促進の企画展 パネルや冊子で移住者のリアルな声を紹介

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 長浜の「きのもと交遊館」(長浜市木之本町)で11月3日から、企画展「Welcome(ウェルカム)なきのもとのまちづくりを目指して」が開催される。

きのもと交遊館

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 「木之本自治会女性グループすむすむ編集室」と「K-ZOHN(ケイゾーン)運営協議会」が主催する同イベント。「木之本の移住促進」「移住者と地域住民の交流」「地域住民に町や移住者への関心や魅力再発見をしてもらう」ことを目的に開く。

 会期中は北国街道のイラスト、木之本の雑学、方言などをパネルで紹介するほか、移住者のリアルな声などを集めて掲載している記念冊子「すむすむbook(ブック) 暮らしの伝言板」を無料配布し、会場でも引き続きリアルな移住者の意見を募集する。特別展示として、湖北に移住した女性8人が2021年に設立した編集プロダクション「イカハッチンプロダクション」が今年3月に創刊した「サバイブユートピア 」を紹介するパネルも展示する。

 初日の3日13時45分から、長浜市木之本町出身で「ふるさと回帰支援センター」(東京都有楽町)で滋賀の移住相談を担当する池田成穂子さんによる講演会&トークセッション「住んでよかった町、きのもとになるために」を行う。トークセッションの相手は移住コンシェルジュの矢島絢子さんと木之本在住者2人。同日、イカハッチンプロダクションが「サバイブユートピア 」創刊号や関連グッズも販売する。

 同イベント主催グループの服部貴美代さんは「『すむすむ編集室』を作ろうと声をかけたらすぐにグループができるくらい、この街は人と人のつながりが良い。新しく移住してきてくれた方は不安もあると思うが希望を持って来てくれると思うので、地域の住民として仲良く交流していければ。今、家を出ている子どもたちが『お母さんたち、面白いことやっているな』と感じて、街に戻ってきてもらえるとうれしい。この活動は今回で終わりではなく、今後も続けていくつもり」と話す。

 開館時間は10時~16時。入場無料。11月27日まで。

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