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木之本出身・上田慎一郎監督、カンヌのTikTok短編グランプリ受賞

第2回「#TikTokShortFilm コンペティション」授賞式 上田監督スピーチの様子

第2回「#TikTokShortFilm コンペティション」授賞式 上田監督スピーチの様子

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 木之本出身の上田慎一郎監督のショートフィルム「レンタル部下」が5月23日、第76回カンヌ国際映画祭の「#TikTokShortFilm コンペティション」でグランプリを受賞した。

第2回「#TikTokShortFilm コンペティション」受賞者たち。

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 同コンペティションは、2022年に初めて開催されたTikTokとカンヌ国際映画祭によるコラボ企画で今回が第2回となる。世界80カ国から7万作以上の応募があった。受賞した同作品は現代社会の人と人の関わり方に向き合った2分40秒のショートフィルムで、実際に存在するサービスをネット記事で知ったことから着想を得たという。

 上田監督は、2017年(平成 29 年)に発表した映画「カメラを止めるな!」でブレーク。予算300万円のインディーズ映画ながら、SNSの口コミ効果で全国公開へと拡大し、国内外の映画賞を数々受賞。地元・木之本でも凱旋上映会が行われた。

 上田監督は「当作は仲間らとスマホで撮った自主映画です。地元でハンディカム片手に友達と自主映画を撮った日々を思い出しました。世界中から多くの応募があった中でのグランプリ。また一つ、世界で戦える自信を得ることができました。今後もどんどん世界へと打って出たいです。」と意気込みを見せる。

 受賞作品はTikTokで視聴できる。

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