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江北図書館で「きのもと秋のほんまつり」 本の魅力伝える催しや講演会など

「江北図書館ファンクラブfun」代表の稲館さん(中央左)と図書館の理事

「江北図書館ファンクラブfun」代表の稲館さん(中央左)と図書館の理事

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 「きのもと秋のほんまつり」が10月9日、長浜の江北図書館前駐車場(長浜市木之本町)で開催される。

内田樹さんの著書

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 主催するのは「江北図書館ファンクラブfun(ファン)」。本の魅力を多くの人に伝え、「図書館の未来を一緒に考える機会を設けたい」という思いからイベントを企画した。

 当日は、県内外の小さな出版社が出店する「小さな出版社の直販市」、コーヒーやカレーなどの飲食を提供する「おいしいもの屋台」、版画スタンプで蔵書票を作るワークショップ(以上10時30分~)、ホルン二重奏のミニコンサート(12時30分~)、トークセッション「なんで図書館を始めたんですか」(13時30分~)を開催する。ゲストは、「まちライブラリー」の礒井純充さん、「人文系私設図書館ルチャリブロ」の青木真兵さん、モデレーターは「日本総合研究所」の井上岳一さん。

 別会場の「木之本スティックホール」(木之本町)では10時30分から、内田樹さんの特別講演会「書物を開く 世界を開く」を開催する。「本」と「地域」の観点から「本の未来」とこれからの「人文知」の在り方などについて話す。

 内田さんにオファーしたきっかけは、2022年4月に養老孟司さんの著書「マルありがとう」の出版記念展示会を開いた際、養老さんが同館を訪れたことから。その際、久保寺容子館長が養老さんから内田さんを紹介されたという。参加費は2,000円。ホームページでチケットの購入方法が確認できる。同館では講演会に先駆け、内田さんの著書を販売している。

 ファン代表の稲館幸子さんは「今回のイベントをきっかけに江北図書館のことをもっと知っていただければ」と話す。

 開催時間は10時30分~16時。雨天決行。

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