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長浜で初の「地域通訳案内士」認定 12人に登録証、訪日外国人をおもてなし

「地域通訳案内士」の認定式の様子

「地域通訳案内士」の認定式の様子

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 長浜市役所で3月25日、外国人観光客に英語でガイドする「地域通訳案内士」の認定式が行われた。

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 長浜市は初めて、外国人観光客に英語でガイドする同案内士を認定し、12人に登録証を交付した。訪日外国人へのおもてなしの体制を整えることが目的だという。同案内士は通訳案内士法の制度に基づき各自治体が認定、県内では高島、大津が導入しており、長浜は県内3例目となる。

 長浜観光協会が養成講座を開講。20人の受講生は昨年11月~12月の8日間、座学や現地研修で地域の歴史や文化を学んだという。最終試験では英語でプレゼンテーションを行い、12人が選ばれた。合格者は市内在住の大学生や会社員、元英語講師など19歳~73歳と幅広い人選に。今後、同案内士は外国人旅行者の案内、SNSでの情報発信などを行う予定だという。

 案内士の一人、北野良子さんは「発酵食は代々木之本の住人に受け継がれてきた文化。歴史ある酒やしょうゆはもちろん、現代的なアレンジを加えた新たな味覚も数多くあり、さまざまな世代の方に楽しんでいただける。美しい町並み散策や地元の人々との交流を含むツアーでは、ローカルガイドならではのおもてなしでゲストの皆さまを案内したい」と意気込む。

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