近江牛ラーメン「善吉商店（ぜんきちしょうてん）」と近江牛あぶりずし「長浜黒牛（ながはまくろうし）」（長浜市元浜町）が4月5日、長浜にオープンした。

近江牛ラーメン黒

　1830年に創業し、長浜でプリン専門店やチーズケーキと紅茶の専門店を展開する大橋珍味堂が手がける同店は「近江牛を手軽に食べてほしい」をテーマに掲げ、2種類の近江牛ラーメンと、「近江牛あぶりずし」をイートインとテイクアウトで提供・販売する。店内はカフェのような和モダンな空間に仕上げ、「女性も入りやすい店」を意識したという。席数は44席。

　近江牛ラーメン黒（1,480円）は、木之本の「ダイコウ醤油（しょうゆ）」の「あまいろ」を使ったしょうゆベースのラーメンで、「焦がしじょうゆでコクが深く、近江牛の甘味としょうゆの甘味が引き立つ」という。近江牛ラーメン白（1,480円）は、昆布やいりこ、宗田かつおなどからダシを取り「甘味がありつつも、すっきりとした後味」という。麺は細麺で、「女性が食べやすく」している。

　併設の「長浜黒牛」では、近江牛炙（あぶ）りずしを提供する。赤身・大トロ・ローストポークの3貫セット（1,300円）のほか、単品でも注文できる。テイクアウトは、すしをえびせんにのせて提供。

　大橋店長は「滋賀と言えば近江牛。観光客の方に近江牛を気軽に食べてほしい」と来店を呼びかける。

　営業時間は11時～17時。