企業や個人事業主にとって、切っても切り離せない存在である会計業務。滋賀県長浜市には60年以上にわたって事業者さんの会計業務をサポートする、税理士事務所・西川雅英税理士事務所があります。

取り組んでいる3つの業務

西川雅英税理士事務所の事業内容は大きく3つに分けられます。

1つ目は、税務会計業務。会社の帳簿の作成から税務申告の作成まで。節税対策はもちろんのこと、クライアントの業種業態に合わせたバックオフィスのサポートを行っています。

2つ目は、お金の悩みの解決。法人個人問わず、資金繰り改善の提案やクライアントの社内向け勉強会などを実施しています。

3つ目は、会社の意思決定のサポート。会社のミッションやビジョン、バリューの策定支援や組織コンサルティング、継承サポートを行っています。

西川雅英税理士事務所が他の税理士事務所と違うのは、会計業務以外のサポートもしていること。他事務所との差別化だけでなく、顧客満足度アップにも繋がっています。

代表の西川さんは「ここ数年、お客さまとお付き合いさせていただく中で、税金のことは任せたからそれ以外でも社内勉強会をして欲しい、経営会議に入って欲しいとご要望があったり、税務申告業務以外の仕事が増え始めました。自分たちが思っている以上に税理士だからこそ任せていただける業務があることに気付きました。会社のお金事情を話してもらえるのも、信頼関係が土台にあるから。経営者の方が普段なかなかお話にならないお悩みに寄り添えるのも税理士業の醍醐味だと思っています。」と話します。

ミッション・ビジョン・バリューの策定

会社を永く繁栄させるためには、会社の方向性を定めることが必要不可欠。西川雅英税理士事務所ではクライアントのMVV（ミッション・ビジョン・バリュー）策定の支援を行っています。

※MVV（ミッション・ビジョン・バリューとは）

• MISSION（ミッション）：企業が社会に対して「なすべきこと」
• VISION（ビジョン）：企業・組織が目指す「あるべき姿」
• VALUE（バリュー）：企業・組織の構成員が具体的に「やるべきこと」

従業員の瀧上さんに、MVV支援時に意識していることを聞きました。

「私たちが考える経営理念とは‘経営者の方が本当に伝えたいことを伝わるレベルで表現したもの’です。社長や経営陣の方々には『今までどんなことを大切にして経営をしてきたのか』『今後どんな会社にしていきたいのか』ということをお尋ねするようにしています。時には社員さんとディスカッションすることも。

また、MVVは一度作って終わりではなくて、大切にしていきたいことや注力していきたいことは時間とともに変わっていきます。そのため、定期的に見直すことが重要。会社の内部の人って、意外と自分たちの魅力に気付きにくいんですよね。そこで、私たちが質問を投げたり一緒にワークを行ったりして深掘りをしていきます。『言われてみればそうだね』と新たな気付きを得られることもあります。そうやっているうちに自社にとって真のステークホルダーは誰か？そしてステークホルダー満足を満たすためには今何に経営資源(時間とお金)を割くべきかが見えてきます。」

クラウド会計ソフトfreee・認定アドバイザー

西川雅英税理士事務所は、クラウド会計ソフトfreeeの認定アドバイザーを取得しています。freeeは消費税などの税制改正もクラウドであるため、自動アップデート。従来型の会計ソフト（パッケージ版）に比べて、多くの点で便利になっています。お客様とfreeeとの間で架け橋として、使い方の指導をはじめ、新しい機能の紹介、そしてfreeeを介した実際の帳簿チェックなど、これからスタンダードになるクラウド会計システムを分かりやすく丁寧に伝えていきます。

コミュニティの立ち上げ

代表の西川さんはコミュニティの立ち上げも行っています。

クライアントだけでなく友人にも声をかけ、20代30代の若手経営者と全4回の勉強会を昨年秋に実施。決算書の読み方やSWOT分析を使った戦略策定の仕方、個別での相談会などを企画しました。

「最初は僕が講師になって会計について教える立場だったのですが、時間が経つにつれて、それぞれの強みを活かして教え合うことに。参加してくれたメンバーにも喜んでもらえたので、継続してコミュニティを動かしていくことにしました。会計税務のことに関しては僕のほうがプロですが、経営に関しては参加してくれた仲間のほうが動かしている組織や金額も大きく、プロだと思いました。そうやってお互いの知識や経営資源を持ち寄って、共通の関心ごとを学び合う、このような輪の拡がりが地域貢献に繋がると思っています。」

代表自らが新たな挑戦に取り組むことで、受け身ではなくチャレンジする社風が作られています。

目指していく事務所の姿

西川さんに、今後目指していく事務所の姿を聞きました。

「税理士事務所のメイン業務である会計業務だけでなく、会社を良くするお手伝いをしていきたいと思っています。組織コンサルティングやコミュニティの運営など、積極的に取り組んで、安心して経営の悩みを打ち明けていただける存在でありたいです。ときには経営以外のお悩みも打ち明けてくださる経営者の方もいらっしゃいますが、そういうご相談も一緒に向き合いたいですね。」

みんなが学び挑戦できる職場

仕事と家庭の両立をする瀧上さん。

「私は子育てをしながら働いているので、仕事と家庭の両立が一番重要視するポイントです。当事務所では、子育てをしながら働くことに対してとても理解があります。休みが取れたり時間に融通を利かせられたりと、働く環境を整えていただいているのがありがたいですね。また、こちらに来るまでは会計業務の経験は全くなかったのですが、先輩方から学ばせてもらっています。たまに自分の身の丈を超えたお仕事を任されることもありますが、それも成長の機会と捉えて取り組んでいます。」

働きやすい雰囲気が事務所内から伝わってきます。

求める人物像、長浜市で働きたい人の選択肢の1つに

①税理士を目指しておられる方へ
当事務所は、働きながらの資格受験支援に実績があります。僕自身、20代の頃は事務所の先輩方にご協力いただき、受験勉強する時間を確保しながら働かせてもらっていたので、働きながら資格を目指す方の気持ちはとてもわかります。自分が経験してきた分、仕事と勉強の両立ができる環境を整えたいと思っています。

②一般企業への就職や転職をお考えの方へ
当事務所は、スペシャリストとゼネラリスト、どちらのタイプでも歓迎です。ご自身の特徴を活かした働き方をしてもらえれば嬉しいですね。おかげさまで仕事は多岐にわたるので、どんな方でも即戦力です (笑)。他の税理士事務所との比較の中で選んでもらうよりも、長浜市で働こうと思っている方が、違う職種との比較で当事務所を選んでもらえると嬉しいですね。新たなチャレンジをしていきたいと考えている方はぜひ一度お話しましょう。