広告企画

応募31人!副業人材で課題解決・長浜「SUKEDACHIプロジェクト」

提供:SUKEDACHIプロジェクト(一般社団法人長浜ビジネスサポート協議会) 制作:長浜新聞編集部

  • 266

  •  

専門性の高い人材を採用するのはハードルが高い。会社や業界に課題があるのは理解しているが、何から始めていいか分からない。

地方の企業にとって、人材不足は非常に悩ましい問題です。

そこで、プロジェクトベースの副業兼業を通して、長浜市の企業と関わり、 まちを好きになってもらう「SUKEDACHI(助太刀)プロジェクト」が立ち上がりました。

「SUKEDACHIプロジェクト」は、既に長浜市の3社が活用済み。そのうちの1社「株式会社鳥塚」では、現在もプロジェクトが進んでいます。今回は、株式会社鳥塚の代表取締役社長、鳥塚康弘さんにお話を聞きました。

鳥塚 康弘さん

【株式会社鳥塚】1972年に創業。河川放流用の種苗アユや、飲食用の活アユの養殖を手がける。2021年12月から「SUKEDACHIプロジェクト」を活用。マーケットが縮小しているアユ業界を盛り上げるべく、助っ人の鵜川さんとプロジェクトを進行中。

アユ業界を盛り上げるため、副業人材を活用することに

ーー「SUKEDACHI」を活用しようと思った経緯を教えてください。

鳥塚さん:「SUKEDACHI」の立ち上げに関わっていた方から声をかけてもらったことがきっかけです。弊社がやっているのは「アユの養殖業」。プロジェクトを通して地場産業を盛り上げたい、という「SUKEDACHI」側の思いが弊社の事業とマッチしていたため、声をかけてもらいました。

最初に「会社で困っていることはありますか?」と聞かれたんですが、困っていることはあまりなかったんですよ。

会社で困っていることはないけど、アユ業界のことを考えると、外部人材(助っ人)の力を借りたいなと。アユ自体、マーケットがどんどん縮小している業界。アユ業界の未来について一緒に考えられる人材がいたらいいなと思い、「SUKEDACHI」を活用することに決めました。

Skill Shiftを使って募集スタート

ーー鳥塚さんの思いとマッチする方はすぐに見つかったんでしょうか?

鳥塚さん:「SUKEDACHI」を始めた当初、県外の方とお話をさせていただく機会がありました。話す中で、その方と弊社が求めるビジョンに違いがあることに気付いたんです。業界のマーケットの見直しやブランディングをする、というビジョンではなかったんですよね。

外部人材をどう活用するか悩んでいたときに、「SUKEDACHI」責任者の才田さんから「Skill Shiftを使って人材を募集しましょう」という話が出たんです。そこで、弊社のコンセプトに共感する人を採用するべく、Skill Shiftを活用することになりました。

※Skill Shiftとは都心部に住む副業兼業人材と地方企業をマッチングするプラットフォーム

才田 敦士さん

ーーSkill Shiftを使いこなすのは不安な企業さんもいらっしゃると思います。不安や使いにくさはありませんでしたか?

鳥塚さん:才田さんがサポートしてくれたので、スムーズに導入できましたね。できるだけ弊社に負担がないようサポートをしてくれました。

自社だけでSkill Shiftを使っていた場合、今のような結果は得られなかったと思います。才田さんがサポートしてくれたのは大きかったですね。

ーー具体的にはどんなサポートがありましたか?

Skill Shiftに掲載する募集要項の整理から始まりました。弊社がやりたいことをヒアリングし、才田さんの方で募集要項のたたき台を作成。弊社の思いをうまく汲み取って言語化してくれたので、納得のいくページになりました。

弊社の力になってくれる人に適切な情報が届くよう、ページの表現方法なども工夫してもらえたのがよかったです。

アユ業界を盛り上げたい31名が応募

ーーSkill Shiftからの応募は何人ありましたか?

鳥塚さん:31名の方から応募がありました 。Skill Shiftに掲載している他のプロジェクトと比較しても、多い部類に入る応募数だったみたいです。

応募してくれた方の情報に目を通し、4名の方と面接を行いました。

ーーどんなところに注目して面接をされましたか?

鳥塚さん:元々、養殖業について詳しく知らない人とプロジェクトをやりたいと思っていたんですよ。だからこそ、次の2点に注目して面接をしました。

業界の知識はなくても、スキルや能力をアユ業界に活かせるか。弊社が提示した情報に対してどんな反応をしてくれるのか。

話している中で一番こちら側が言ったことを汲み取って理解してくれたのが、鵜川さんでした。

【鵜川 太郎(うがわ たろう)】株式会社Svet Strategy代表。銀行員時代、営業として様々な規模の企業を担当。独立後は「コンサルではなく経営者の右腕」になることをモットーに、経営戦略の立案と実行、マーケティングなどを通して中小企業の支援を行っている。

副業人材を活用したことが業界全体にとってプラスに

ーー鵜川さんとの関わり方について教えてください。

鳥塚さん:鵜川さんは金融業のご出身。面接前から勉強をされていましたが、アユ業界に対する知識はゼロに等しい。独学では限界があります。そこで、最初の1年は弊社がどのように養殖しているのか、どんなところに魚を卸しているのかなど、勉強してもらうことにしました。

滋賀県に来てもらったり一緒に愛知県に行ったり、行動をともにしながら学んでもらいました。

アユの流通やブランディングに関してはみっちり教えられたと思いますね。また、私が教えるだけでなく、取引先の代表の方とも何度もお話ししてもらいました。時間をかけて、業界の構造も理解してもらっていると思います。

ーーこれから鵜川さんに期待することを教えてください。

鳥塚さん:養殖業ってほぼ毎日同じことをやっていくんです。1年間を通して同じサイクル。取引先もほぼ同じなんですよ。そんな中では、なかなか新しいお客さんやマーケットを掘り起こすのは難しいですよね。

だからこそ、鵜川さんのような全然違う業界にいる人の意見が貴重になってくる。“よそもの”の視点を大事にして、アユ業界の活性化につなげてもらいたいですね。

ーーこれまでにプラスの変化はありましたか?

鳥塚さん:同業他社の方々もアユ業界の将来について懸念しています。その人たちに鵜川さんとの取り組みについて話すと、すごく喜んでくださったんですよね。業界全体で抱える課題を外部人材の力を借りて解決していく。

養殖業のような、毎日同じ人たちとしか顔を合わせない業界の人たちにとって、業界以外の人と関われるのもメリットの1つだと思います。

マーケットを掘り下げるとかリブランディングする場合、弊社だけが頑張っていても意味がありません。業界全体で取り組んでいかないといけない。そういう意味でも、同業他社の方々に鵜川さんを紹介できたのはよかったですね。

外からの視点を入れられるのが「SUKEDACHI」のメリット

ーー「SUKEDACHI」をおすすめしたい企業さんの特徴を教えてください。

鳥塚さん:長浜でずっと同じ仕事をしている会社さんにはおすすめですね。現状維持をするにしても規模を拡大するにしても、新しい視点を入れるきっかけになります。それだけ外からの目線って大事だと思うんです。

短期的な関わりだけでなく長期的な関わりもできる。自社の目的に合わせて助っ人の力を借りれるのは「SUKEDACHI」のいいところだと思いますね。

12月15日(木)新・人材活用セミナーを開催

「SUKEDACHI」では、長浜市の事業者さん向けに毎月セミナーを実施(予定)しています。テーマは人材活用やマーケティング、営業戦略など、経営に関するものばかり。参加した事業者さん同士の交流もあり、充実した時間となっています。

10月に開催したセミナーの様子

「新・人材活用セミナー」の開催レポート

12月は、株式会社みらいワークスさんを講師にお招きし、以下の内容をテーマにしたセミナーを実施します。

  1. 副業兼業プロ人材活用の実例、活用方法やポイントを紹介
  2. こんな課題をプロ人材で解決できるの?等の疑問を解決

セミナーへの参加費は無料。また、セミナー参加者には助っ人とのマッチング費用が無料になる特典が付いています。

※マッチングの業務は「経営課題のヒアリング」「課題に応じた採用要件定義」「募集広告&募集実施」「応募者の1次対応&日程調整」「採用決定においての業務委託契約内容の調整」など

参加希望の場合は、申し込みフォームもしくはメールよりお申し込みください。

「新・人材活用セミナー」

開催日:

12月15日(木)

時間:

17時~18時

開催場所:

長浜ビジネスサポートセンター
(滋賀県長浜市高田町12-34 さざなみタウン)

駐車場:

さざなみタウン駐車場をご利用ください

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース