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長浜・ハッピー太郎醸造所、初の自社醸造「ハッピーどぶろく」発売

「ハッピーどぶろく」写真:やまざき よしのり(シガグラファー )

「ハッピーどぶろく」写真:やまざき よしのり(シガグラファー )

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 長浜の「ハッピー太郎醸造所」(長浜市元浜町)が4月1日、「ハッピーどぶろく No,001 初仕込み」を発売した。

ハッピー太郎さん

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 彦根を拠点にしていた同醸造所は昨年12月に長浜の商業文化施設「湖のスコーレ」に移転、今年1月にどぶろくの免許を取得し、どぶろく製造を始めた。1月21日からは、醸造所の初期製造、ラベルデザイン料、設備投資の資金集めのためにクラウドファンディングで支援を呼びかけ、約605万円の支援を集めたという。

 完成した「ハッピーどぶろく」の材料は米と米こうじ。長浜で自然循環農法に取り組む「シバタグラウンドミュージック」の米「ありがとう米」を全量使う。クエン酸こうじを使い、乳酸不使用で醸したと特徴があるという。同醸造所を経営するハッピー太郎さんは「みそ用のこうじで酒を作ったところも自分ならでは。うまみと甘みが利いていて、決してきつくない仕上がりになっている。微炭酸で後味は爽やか」と話す。

 ラベルには米原を拠点に活動する切り絵作家・早川鉄兵さんによる「田んぼの護(まも)り神」というタイトルの作品を採用。店頭では販売の他に試飲ができる(40ミリリットル=300円、80ミリリットル=500円)。「湖のスコーレ」内の喫茶室でも提供を予定している。

 ハッピー太郎さんは「少しお披露目が遅くなったが、花見と曳山祭りに間に合った。お祭り気分に合うような気楽に飲めるどぶろくとなっている。私自身アルコールが強くないので、『どぶろくはきつい』と思っている方にこそぜひ試してみてほしい」と呼びかける。

価格は1,760円(480ミリリットル)。営業時間は11時~18時。月曜~木曜定休(祝日は営業)。

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