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長浜の伝統民具「小原かご」を編むツアー 「ウッディパル余呉」が企画

ロハス長浜の小山武士さん

ロハス長浜の小山武士さん

 長浜の「ウッディパル余呉 森林文化交流センター」(長浜市余呉町)で10月10日・11日の2日間、体験型エコツアー「森から生まれる手仕事の旅 ~余呉の木かごを編む2日間~」が開催される。

荒井木籠製作所の荒井恵梨子さん

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  長浜市余呉町奥丹生谷(おくにゅうだに)に伝わる伝統民具「小原かご」をはじめとする「奥丹生谷の木かご文化」をテーマにした1泊2日のツアーを同施設が企画した。

 小原かご作りの歴史は、鎌倉時代にさかのぼる。淀川源流域の谷あいにかつて存在した集落群で、一家の長男のみに受け継がれる一子相伝の技だった。イタヤカエデの若木を細く割き編み上げて作られ、丈夫で軽いという特徴を持つ。暮らしの道具として親しまれてきたが、生活様式の変化とともに作り手は減少している。現在、「木かご文化」が残るのは、全国でも余呉と秋田県の一部のみ。

 昨年11月に開催した1回目は、大阪や和歌山など関西圏からの参加が目立った。今回のツアーでは、小原かごの制作実演、イタヤカエデの森と小原村跡地の散策のほか、小原かご(おやつかご)作りを行う。講師を務めるのは、荒井木籠製作所の荒井恵梨子さん。現在、唯一の作り手となった太々野功(ただのつとむ)さんから技術を受け継ぎ、木かご作りだけでなく、材料となるイタヤカエデの採種から、育苗・植林まで取り組んでいる。

 同施設を経営するロハス長浜の小山武士さんは「昨年のツアーでは、昔の集落の映像や材料が生まれる森の散策などの小原かごの背景に重点を置いていたが、参加者から『もっと小原かご作りをしたい』という声に応え、今回は木かご作りにフォーカスし、参加者に最初から最後まで木籠を編み上げてもらうことにした。このツアーが余呉の森と人をつないでいくきっかけになれば」と話す。

 料金は3万3,000円(宿泊・3食・籠の材料代含む)。定員は20人(最少催行人数 10人)。初日10日は13時に同施設に集合し、翌11日は13時30分に解散する。

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