長浜のレンタルスペース兼ギャラリー「森のハジマリ」が9月1日、オープンして2カ月がたった。

「森のハジマリ」内観

　同店は伏木剛さんが、2021年2月に開業。妻の梨絵さんと一緒に古民家をリフォームし、約2年半かけて完成させた。伏木さんは普段サラリーマンとして働くほか、2019年からは木工作家としても活動している。地元の木材を中心に使い、皿やボウルを制作している。同店では週末に不定期でカフェをの営業し、作品の展示販売も行う。

　今では利用客も増え、「固定客以外に新規も月2～3件増えている」という。庭のアウトドアスペースも9月から、貸し出している。

　伏木さんは「レンタルスペースは、地域の話し合い場や子ども向け自然体験教室の開催のために利用してもらっている。新しく店を持ってチャレンジしたいけどお金や場所が問題で踏み出せない人に、まずはチャレンジする場所を提供したい」と話す。

　レンタル料は、1時間＝800円（会員は600円）。予約制。スケジュールはフェイスブックで確認できる。