「ポップカルチャーフェスティバル2023」が11月19日、長浜のさざなみタウン（長浜市高田町）で開催される。主催は長浜ポップカルチャー推進協会。

イベント会場の「さざなみタウン」

　同会代表を務めるのは、ボードゲームスペース「RESPAWN（リスポーン）」（元浜町）を経営する山瀬鷹衡さん。同店が入るビルに店を構えるホビースペース「RESPAWN（リスポーン）」、模型制作スペース「模型ベースヤマト」、レザー専門店「MATCH Leather Works『AZITO』（マッチレザーワークス　アジト）」、花魁体験スタジオ「華ノ彩葉（はなのいろは）」の4店と共同で、長浜で「ポップカルチャー」を広めるために同イベントを企画。長浜市と共同開催にこぎ着けた。

　山瀬さんは「これまで長浜には大きなポップカルチャーのイベントがなかった」と話す。「ポップカルチャー」とは、ゲーム、漫画、アニメ、アイドル、コスプレなど、これまでサブカルといわれてきたコンテンツを指すという。「漫画家など、将来ポップカルチャー関連の職業に就きたいと考える若者たちが同じような目標を持っている人に出会えたり、それらに携わる大人たちに相談できたりする拠点になれば」とも。

　当日は、ボードゲーム体験、特撮ベルトの展示、模型の制作体験、ミニチュアゲーム体験会、コスプレ体験撮影、eスポーツ体験、長浜プロレスによるプロレスなど14の体験やカードゲーム大会を行う。そのほか、キッチンカーの出店も予定。11時からは、ゲストとして滋賀県出身の漫画家・古本ゆうやさんやコスプレイヤーが来場するという。

　山瀬さんは「漫画やゲームに興味がある中高生や将来そうした職業に就きたいと考えている人に長浜でポップカルチャーを体験してもらえれば」と来場を呼びかける。

　開催時間は11時～17時。入場無料。雨天決行。